2020年中学受験とその後のノハナ

首都圏で大手塾Yに通って2020に中学受験終了した娘ノハナの中高一貫ライフ

中学受験の適正校というもの

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受験直前だった1年前の今頃って何をしていただろう?

ブログで遡ってみると、模試がすべて終わって振り返りしている記事が目に入りました。さらにこの時期まだprimeビデオを見まくってどうなの、的な(^▽^;)

 

love-nyanko.hatenablog.jp

 

ノハナとは小4からの受験勉強期間を通じて、親子の衝突というかあーだこーだ言い合うバトルはしょっちゅうありましたが(必死さが見えないので、勉強への姿勢、ひいては受験に向かう姿勢に対して私が何かつい言ってしまうのがバトルのきっかけ)、癇癪をおこしたり、成績やテストの出来で泣いたり、ひどく荒れたり、そういうことはほとんどありませんでした。

 

成績がらみで私の前で涙を見せたのは多分1度だけ。

このことをいつか書いたかどうか覚えていませんが、合不合の結果で第4回から第5回は一番落差が大きく、4科で64から59まで、5ポイントも落としています。

その下げの大きな要因は9ポイント落とした国語で、76→67へ。算数も社会も2~3ポイント下げて、理科だけ2ポイント上げ(それも49→51で誤差程度(・_・;))という何ともいえない結果。

 

その第5回合不合を受けた直後、ファミレスかどこかで食事を待っている時に本人が自己採点。国語の採点を終えるとテーブルに突っ伏して静かに泣き出しました。

当然まだ偏差値は出ていない状態ですが、不確定な記述問題は置いておいても、記号の間違えが思ったより多くショックだった模様。

私としてはそんなことより他教科よ、問題は偏差値20位離れてる理科なのよ・・・と心の中で思っていたものの、本人はとにかく生命線である国語の不出来がショックで仕方なかった。そもそも普段泣かないノハナがこうやって外で泣くとは相当きているし、私も少々動揺してしばらくあれこれなだめたことを覚えています。

 

国語1強で科目間の差が激しい女子、ちょっと各教科の平均偏差値を振り返って書いてみます。

 

合不合各教科:9月以降の平均(Min~Max)

  • 算数:56.8 (49~62)
  • 国語:72.4 (67~76)
  • 理科:51.9 (49~55)
  • 社会:59 (55~62)

 

 こういうパターンの場合、適正偏差値ってものがなんだかよくわからなくなり、実際のところ国語では本番は差がつけにくい(算国各150点満点の合不合と違い、受験校は90~100点満点であり、そもそも受験者平均と合格者平均の差が少なかった)ので、むしろ算数でどれだけ失敗しないかが重要でした。

過去問の実施状況などから見ても、60越えの学校に受かったのはラッキーで、本当の適正校は算数の偏差値付近の学校だったのでは、と今では思います。算数の持ち偏差値くらいの学校の過去問は、本人にとって算数のレベルが適正で、国語は易しく、ずいぶんやりやすい印象だったようです(当然といえば当然ですね)。

 

進学先とはたまたまその年の試験問題との相性が良かったのかもしれません。8割近くというボーダーの高さで、例年より高得点勝負だったのと、本番当日に在校生が各教室で励ましたり入学後のお話をしてくださったそうで、そこで「絶対ここに受かりたい」と改めて思わせてもらって気合が入った、そういう精神的なものとの相乗効果があったのではないかなと思います。

 

適正校について改めて考えてみましたが、科目間の差異が激しい場合は結果の予想をたてるのが難しく、いまだによくわかりません。算数の偏差値に合わせるのが正解としても、実際はその付近にココと思う学校がなかったわけで、選択肢は変わらなかったでしょうし。

 

ただひとつ言えるのは、激しい凸凹で持ち偏差値62より、全教科60手前付近でも均等に揃えられる方がずっといいってことですね。 まんべんなく同じ位取れていたら、と何度思ったかわかりません(*´▽`*)(当時本人にちらっと言ったら、得意科目なくなったらモチベーション下がるので嫌だよ、ということでしたが)

まあなんにせよ、ないものねだりですね。

 

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