2020年中学受験とその後のノハナ

首都圏で大手塾Yに通って2020に中学受験終了した娘ノハナの中高一貫ライフ

大学附属校について考える

 

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受験校選定にあたり、ノハナ家の希望としてはおおむね以下の通りでした。

(優先順位の高い順です。進学先はすべてを満たしておらず、妥協した項目もあります)

  • 通学時間50分以内
  • 伝統校
  • キリスト教教育がある
  • どちらかといえば女子校
  • 出来たら大学附属校
  • 制服が好み(夏と冬でがらっと変わるとなお良し)
  • 学校の最寄り駅から校門までがなるべく近いこと
  • マンモス校でも小規模校でもない(1学年4~5クラス程度が理想)
  • 中高一貫で高校からの入学がない

 

伝統校について。

30年ほど前中学受験し東京で暮らしてきた身としては、当時より自分の中に積み上げられてきた学校のイメージというものは拭い去りがたく、また、伝統校の重み、歴史そのもの自体が学校の大切な価値であると考えました。

私の通った学校も伝統校の1つではありますが、我が子をぜひ入れたい、と思うほど惚れ込んでいるかというとそうでもありません。昔よりぐっと偏差値が下がっていることもあり、そこを無視することはできませんでした。

なのでノハナには、その学校の卒業生であることに誇りをもち、ある程度のレベルを保ちながら、条件が合えばまた我が子を入れたいと思うような、代々そういうご家庭が多い学校を目指してほしいなという思いはどこかにありました。

 

なので、母的には伝統校>新興校であるのはゆるぎなかったですが、附属校or進学校という点で絶対のこだわりはありませんでした。

出来たら附属校がいいけれど、色々と見て聞いて、その学校のカラーが好きかどうか、校風を好ましく思えるかが大事でした。もちろん中に入ってからの生活は学校にだいぶ左右されるでしょうが、ご縁のあったところで開く道があるはず、頑張れ、と。

ちなみに展開によっては出願するかもしれなかったいくつかの学校は、いずれも伝統女子校です。

 

わが家が出来たら希望、としていた大学附属校。附属希望で出口を考えると、早慶もしくはGMARCHと考えるご家庭も多いかもしれません(この2つのブロックにはレベル的に溝がありそうですが)。特に共学において女子は高倍率になりがちですが、昨今の附属校人気もそろそろ落ち着いてきたでしょうか。

都内の早慶GMARCH附属中について以下に記載してみます。

 

早慶GMARCH附属・係属・提携校(東京都内のみ)

 

上記の中で女子校と考えると、学習院女子か立教女学院か香蘭のみですね。選択肢が少ない。共学だとまだ選べますが、偏差値が高すぎたり女子には狭き門すぎたり、もしくは立地的に通いづらかったり。

明明や中附は同じマンションから通う中学生のお子さんもいますが、都内から遠め+さらにそこからバスなので通学は大変なのではないかと。

だいぶ遅くに帰ってくる姿も見るので、候補になりませんでした。中附は一応見学には行きましたが、やはり自宅から50分オーバーは遠い。通学時間問題はどうにもならないところです。

 

あと上記以外の附属校で検討したのは成蹊(Y54)と成城学園(Y51)です。

成城学園の方は見学に行きましたが、敷地も広々としていて共学の自由な雰囲気に満ち溢れていました。しかしこちらは試験日が1日(Y51)と3日(Y52)で、これらの試験日は他に志望順位の高い学校がすでに存在していたため、受験日程に組み込むことができませんでした。

 

もし神奈川方面も通学可能だとすると、慶應義塾SFC(Y67)や中大横浜(Y57)、青山学院横浜英和(Y54)なども見学してみたかったのですが(同じY校舎からそちら方面へ進む方は毎年いる)わが家は距離の問題で候補とならず。

 

ちなみに、附属校の共通事項として。

受験生へのアピールが弱い(あまり積極的に営業しなくても受験生が集まるからでしょう)、寄付金が高い(あくまで任意という形、〇口以上の口数が多い)&受験料からしてお高め、広々とした敷地、設備が整っている・・・などが大体当てはまるかと思います。

 

果てしない学校選び・・・

結局帯に短し襷に長し・・・各ご家庭すべての条件に合致する完璧な学校などなかなかないのかもしれませんね(*´ω`*)

入学して初めてわかることも沢山あるでしょうし、楽しく通えるかという意味では非常に大きいウェイトを占めるであろう、先生、お友達との出会い運もある。

 

入学後さらに好きになれる学校だといいなあと思います。

 

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