2020年中学受験とその後のノハナ

首都圏で大手塾Yに通って2020に中学受験終了した娘ノハナの中高一貫ライフ

しんどい数日

 

以前も書きましたが、なんでも包み隠さず話しあう親友。

昨年のノハナ受験中も応援してくれてしょっちゅうやりとりしていたのもあって、結果もすぐにお知らせしていました。そのお子さんが2月受験で連日大変苦戦されていて・・・お子さんをよく知っているのもあって、大変な状況の中、どんな思いで今日は今頃あの学校へ・・・そろそろ試験終わっただろうかと常に気になってしまい、色々と手につかないし夜はなかなか寝付けないし。。

初めて訪問する学校などもいくつか受けることになり、3日夜に最初の合格の知らせが来て、後半戦へ突入。本日無事進学先が決まったとの連絡を受け、心からほっとしました。

 

受験はそれぞれみんなにドラマがあるんですよね。連日本当によく頑張ったお子さんに心からお疲れさまを言いたい。今日はみんなぐっすり眠れそうだ。

 

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英検中止

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そういえば、今週末受ける予定だった英検4級が中止になってしまいました。(どうやら4・5級のみ中止)

コロナ禍で大変な状況というのはわかりますが、なんせ判断が直前で遅すぎて、がっくり。習い事も考慮しながら予定を入れて先生にご配慮いただいたりしながら英検を中心にスケジュールを組み立ててきたのになあ。首都圏の公開会場のみ中止というのも何だか納得がいきません。準会場では普通に行われるんですから。

 

そういえば前回の漢検でも公開会場がキャンセルになって準会場のみ実施ということで会場探しに苦労したんだっけ。本当に公開会場にはよいイメージがなくなってしまったな(;^ω^)

わかりますよ、貸し出す側の会場の都合がつかなくなった、準備が追い付かないというのは。だとしたらもう少し、早く決断してほしかったんですよね。

3月に延期ということで日程が発表されていますが、そこもどうなることやらですよね。はたしてコロナは落ち着いているんでしょうか??

 

ところで、中1の1月現在ノハナ校ではまわりのお友達は今回3級または準2級を受験する予定のお子さんばかりだそうです(帰国生はもっと上を目指していることでしょう)

4級なんてほとんどいないんじゃないかな?3級目指せばよかったかな(^-^;と本人言っていましたが、4級の過去問で9割取れてないんだからノハナさんはまずそこからなんとかしましょう。

合格ラインは60~65%ということなので大丈夫かとは思いますが、落としている問題を見るとまだまだ単語力不足だなと感じます。

 

3月に延期された4級を受け、6月に3級トライか。6月は初めから準会場で申し込もうかな。直前まで場所がわからないということもないし。

 

 

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毒母・・・自戒の念を込めて

 

久しぶりに一気に読んだ本のご紹介です。
 

山口恵以子さんの「毒母ですが、なにか」。

 

『でこぼこ中学受験』のmaruigoさんのブログで紹介されていた本で、昭和50年代の小学校受験・中学受験が題材にされたブラックコメディです。

怒涛の展開で、笑えるというよりは恐ろしいほど『母親の狂気』(by 2月の勝者)を見せつけられ、母親側にも子供側にも感情移入してしまい、心が忙しい1冊でした。

 

昭和のお話ではありますが、私が知っている現代のお受験事情と、何十年か経ってもちっとも変わっていないような印象を受けました。都内の小学校受験、あの特殊な世界が学校の実名や内実と共に非常にリアルに描かれています。

 

毒母である主人公のりつ子。重ねてどうしても思い出してしまう人物がいました。

 

ここからちょっと長くなります。

ノハナが中学受験をするであろうことは生まれた時から意識していましたが、それなら小学校受験はどうだろうか、と検討した時期がありました。3歳頃だったかと思います。

住まいのマンションにも入園した幼稚園にもお受験される方が多いということもあり、常にお教室の話や知育関係の習い事など、お受験に関連した話が耳に入る環境でした。

当時いくつかお受験のお教室に体験に行ったり、話を聞きに足を運んだりもしましたが、どうもしっくりこず、わが家では結局私立の小学校受験はしないことと決め、受験しないとしても無駄にはならないだろうと国立受験対策のお教室に通うことにしました。

 

そんな年中・年長時期でしたが、当時通っていた運動系の習い事でご一緒した親子がいました。その時間帯はたまたま生徒がとても少なく、長いこと少人数のレッスンで、近くで終わるまで待機していた母親は私ともう一人。彼女のお子さんがお受験予定でした。

 

毎週毎週会っているうちに話題は自然とお受験のことになり、色んな話を聞いていくうちに、私立のお受験とはこんなにも大変なものかと恐れおののきました。小さなきょうだいを抱えながら、週に何度もの高額なお教室通いに加え、志望校に強いとされる絵画のお教室(もちろん紹介制)に往復何時間もかけて通い、隙間時間にはペーパーをやらせ、年長も中盤になると願書の度重なる添削を受け、そこに添える推薦状を書いていただくのにあれこれと準備する。

生半可な気持ちではできません。そこまでの情熱を注げるのはどんな背景があるんだろうと不思議な思いでいましたが、年長になり本番が近づくにつれ、彼女の形相がどんどん変わっていき、お子さんの一挙手一投足に目を見張り、ピリピリしてすぐに怒るようになりました。

それはもう、辛辣でかわいそうなほど。気の毒になって私がお子さんに優しい言葉をかけていると、それもお母さんは明らかに面白くなさそうなのです。

お子さんはもともと天真爛漫で陽気でひょうきんで人の良いところを素直に褒められるような、その年ごろではなかなか出会わないような素敵なお子さんでしたが、その頃はあまりに逐一注意されるからか、お勉強が大変だからなのか、それ以前に比べ表情が乏しくなり委縮しているようでした。

週に一度のその短い時間(しかも人前)だけでさえそうなんだから、どんな毎日を過ごしているのかと想像しては暗い気持ちになりました。

 

結果的には無事第一志望校に合格した上、その後国立附属小の最高峰にも合格するという快進撃でしたから、お母さんのやり方は正解だったのかもしれません。

とにかく、ああ受験が終わって良かったな、と心から思いました。その後連絡は途絶えましたが、お子さんは元気にしているだろうかと今でも時々思い返します。

※ちなみに他のお受験をした知り合いはもっとゆったりとお子さんに向き合っておられる方がほとんどです。見えない部分でご苦労があるかとは思いますが・・・

 

本に出てくる親子はもっと特殊な背景と劇的な展開がありますが、一部を切り取ればそれは今でもありふれた景色であり、親子の姿なのかもしれません。

 

子育てで思い通りにならないことって沢山ありますね。

人間対人間は相性問題があるから、親子であろうと組み合わせによってうまくいったりいかなかったりもするけど、子供のためを思ってした言動が、実は自分の虚栄心のためだったり、自己実現の道具にしてしまっていたり、そういう危険性はいつだってあるのかもしれません。

毒母は大概悪気がなく自覚もないものですから、気を付けなくてはいけませんね。

 

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ノハナ校の今と渋谷の駅前

 

緊急事態宣言が出ていくつかの習い事がストップしたりもしていますが、学校のほうは分散でもなく、通常通りの始業時間で毎日通学しています。オンラインに関してはあまり積極的にすすめていないと感じるので(2020の休校中もリアルタイムでの双方向オンライン授業は少なかった)、再度休校になったらカリキュラム等どうなるんだろうと心配していましたが、これは良かったことであります。

(※コロナ禍・緊急事態宣言中の通学については色々な考えがあると思いますが、学生の現場での学びをとめることよりもっと優先的にすべき対応があると思っています)

 

部活動は一切なし、帰宅時間は通常よりやや早めかという感じ。

2月入試については他の多くの伝統校同様に面接もなくなりましたが、きっと今頃各校様々なことを想定し万全の体制で受験生を迎える準備をされていることでしょうね。

 

ちなみに私の仕事はコロナ禍以前のように自宅メインでゆっくりと。ノハナ父もノハナも日中いませんので、お正月明けからまたすっかり日常が戻ってきた感じです。

外での打ち合わせは少なめながら、ここ数ヶ月で渋谷の駅前を通る機会が何度かあり、いつもいるハチ公前広場で騒音を立てる人たちは一体何の団体?と素朴な疑問であります。

※マスクを外そう、と主張しているようですが、ドンドコ騒がしい太鼓の音と拡声器の音が大きすぎてちっとも具体的な内容が耳に入ってきません。ほとんどの人たちは失笑しているような感じです。駅前交番の前に仁王立ちで立つ警察官は注意するわけでもないようで、あれを長時間真横で聞き続けるんでしょうから、地獄だなと思います。。

 

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とにかく頭痛がしそうなくらいにうるさいのでなるべく足早に通り過ぎます。

 

 

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明けましておめでとうございます

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2021年、明けましておめでとうございます。

いよいよ2021年受験組のみなさんの本番が目前ですね。

 

昨年の同時期のことを振り返って当時のことを思い出しています。

年末年始、ノハナは四谷の正月特訓(12/31~1/2)に行きつつも、テレビ・ネットしながら夜更かしして年越しをし、特訓終了後に家族で浅草寺に初詣に行き、幸先の良いおみくじをひき喜んでおりました。前受け埼玉校の受験を目前に控え、母的には、理科を筆頭にまだまだ穴だらけなのに「受験が楽しみ^^」というノハナにやきもきしつつ、ある意味諦めの境地というか、もうここまできたらなるようになる、という心境だったかと思います。

 

いま思うとなんとゆるゆるな受験生だっただろうと思うことも多いですが、憧れた志望校の中学生になり、あと数か月で早くも2年生になろうとしています。受験に向き合ったあの期間、特に10月位からは、過ぎてしまえば本当にあっという間で密度の濃い時間だったような気がします。

 

2020~2021年は大変な年になりましたが、もうすぐ本番のお子さん・ご家族が病にかからず、それぞれが培ってきた力を本番で発揮できますように、心よりお祈りしています・・・!

 

今年もノハナの生活を中心にのんびり更新となるかと思いますが、お付き合いくださるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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中学受験の適正校というもの

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受験直前だった1年前の今頃って何をしていただろう?

ブログで遡ってみると、模試がすべて終わって振り返りしている記事が目に入りました。さらにこの時期まだprimeビデオを見まくってどうなの、的な(^▽^;)

 

love-nyanko.hatenablog.jp

 

ノハナとは小4からの受験勉強期間を通じて、親子の衝突というかあーだこーだ言い合うバトルはしょっちゅうありましたが(必死さが見えないので、勉強への姿勢、ひいては受験に向かう姿勢に対して私が何かつい言ってしまうのがバトルのきっかけ)、癇癪をおこしたり、成績やテストの出来で泣いたり、ひどく荒れたり、そういうことはほとんどありませんでした。

 

成績がらみで私の前で涙を見せたのは多分1度だけ。

このことをいつか書いたかどうか覚えていませんが、合不合の結果で第4回から第5回は一番落差が大きく、4科で64から59まで、5ポイントも落としています。

その下げの大きな要因は9ポイント落とした国語で、76→67へ。算数も社会も2~3ポイント下げて、理科だけ2ポイント上げ(それも49→51で誤差程度(・_・;))という何ともいえない結果。

 

その第5回合不合を受けた直後、ファミレスかどこかで食事を待っている時に本人が自己採点。国語の採点を終えるとテーブルに突っ伏して静かに泣き出しました。

当然まだ偏差値は出ていない状態ですが、不確定な記述問題は置いておいても、記号の間違えが思ったより多くショックだった模様。

私としてはそんなことより他教科よ、問題は偏差値20位離れてる理科なのよ・・・と心の中で思っていたものの、本人はとにかく生命線である国語の不出来がショックで仕方なかった。そもそも普段泣かないノハナがこうやって外で泣くとは相当きているし、私も少々動揺してしばらくあれこれなだめたことを覚えています。

 

国語1強で科目間の差が激しい女子、ちょっと各教科の平均偏差値を振り返って書いてみます。

 

合不合各教科:9月以降の平均(Min~Max)

  • 算数:56.8 (49~62)
  • 国語:72.4 (67~76)
  • 理科:51.9 (49~55)
  • 社会:59 (55~62)

 

 こういうパターンの場合、適正偏差値ってものがなんだかよくわからなくなり、実際のところ国語では本番は差がつけにくい(算国各150点満点の合不合と違い、受験校は90~100点満点であり、そもそも受験者平均と合格者平均の差が少なかった)ので、むしろ算数でどれだけ失敗しないかが重要でした。

過去問の実施状況などから見ても、60越えの学校に受かったのはラッキーで、本当の適正校は算数の偏差値付近の学校だったのでは、と今では思います。算数の持ち偏差値くらいの学校の過去問は、本人にとって算数のレベルが適正で、国語は易しく、ずいぶんやりやすい印象だったようです(当然といえば当然ですね)。

 

進学先とはたまたまその年の試験問題との相性が良かったのかもしれません。8割近くというボーダーの高さで、例年より高得点勝負だったのと、本番当日に在校生が各教室で励ましたり入学後のお話をしてくださったそうで、そこで「絶対ここに受かりたい」と改めて思わせてもらって気合が入った、そういう精神的なものとの相乗効果があったのではないかなと思います。

 

適正校について改めて考えてみましたが、科目間の差異が激しい場合は結果の予想をたてるのが難しく、いまだによくわかりません。算数の偏差値に合わせるのが正解としても、実際はその付近にココと思う学校がなかったわけで、選択肢は変わらなかったでしょうし。

 

ただひとつ言えるのは、激しい凸凹で持ち偏差値62より、全教科60手前付近でも均等に揃えられる方がずっといいってことですね。 まんべんなく同じ位取れていたら、と何度思ったかわかりません(*´▽`*)(当時本人にちらっと言ったら、得意科目なくなったらモチベーション下がるので嫌だよ、ということでしたが)

まあなんにせよ、ないものねだりですね。

 

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2021中学受験

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学生時代からの友人で、卒業後お互いどんなに忙しい時期もコンスタントに会い続けている親友がいます。 

お互い子供の中学受験塾も四谷であり、中のシステムからテストもテキストも同じ、すべてわが家が昨年通ってきたばかりの道なので色々な相談も受けやすいわけです。

 

そんな彼女のお嬢さんが2021受験生。会うたびに自然と会話の中心は受験のこととなり、特に秋からの合不合の成績の推移を見ては、併願校の組み立てや残り時間で出来ることやるべきことに一緒に頭を悩ます。

住まいも都内で同じ女の子、学校選びの方向性というか感覚が似ているので見学してきた学校も似たラインナップ。ゆえにあれこれ話は深まっていくものの、うちと同様あちらも偏差値的にまた別の難しい立ち位置で、さらにこのコロナ禍で変更点も多い2021入試。女子においてはますます安全志向が高まっていくのかなぁ。

面接ありの学校はどんどん面接を中止していってますね。

頌栄は親子面接だったのが、親のみの面接に変わったとか。子供だけでなく、親だけとはびっくり。なんだか親にものすごいプレッシャーかかりそうです。

(追記)→その後、結局親だけの面接も中止になったようです。

 

そうそう、四谷の偏差値表もいつの間にか午前・午後の欄が分かれて見やすくなりましたね。昨年まではごちゃまぜでとても見づらかった。

2020結果偏差値表から今年最後の合不合80偏差値表の違いで目にとまったのは、2/1AMの鷗友が2ポイント上げて61の吉祥女子・立教女学院・頌栄と並んだところ。女子校4つ巴の戦い。同じ並びには広尾学園もあり混戦模様。その上は洗足・フェリスの65までがら空きというのも悩ましい(それも神奈川方面)。

2/1AM勝負の日、このあたりの都内女子校志望の層は上を狙うのか61ラインのいずれかか、少し安全策をとって学習院女子・東洋英和を受けるのか。

(偏差値表、数字はもちろん学校の位置付けは塾によって上下しますので、あくまでも四谷大塚の80偏差値表のお話であります。)

 

ますます寒さが厳しくなってきたこの頃、塾通いをする子供たちを見ては、心の中で頑張れー・・・!と思わず祈ってしまいます。

2月が本番とすると、あと約1ヶ月半。2021入試も親友のお嬢さんの勝負を見守りつつ、ドキドキしたものになりそうです。

 

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